失敗から学ぶフランチャイズはおススメしない

店舗経営

おかげさまで、お店をOPENしてから8月で12年になります。

たくさんのお客様に支えられて、山あり谷ありですが、何とか閉店せずにやってこれました。

OPENからお店が軌道に乗るまでは、1年ほどかかりました。その後、借入金完済まで8年ほどかかりました。

現在一応無借金経営です。

倒産危機期は計5回ありました。その都度「もうだめだ~」「やっちまった!」「死のうかな」など気持ちの落ち込みはかなりありました。しかし、失敗するごとに成長する自分に出会えたのも事実です。

タカシ

今回は、未熟私ですが、実体験から、店舗の経営をするにあたって、FC(フランチャイズ)での経営はおススメしない。

という事を書いていこうと思います。冒頭での倒産危機の1つがFC(フランチャイズ)に加盟したことです。

もちろん、FCで成功している方も沢山いらっしゃいます。むしろ、FCだからやってこれた方もたくさんいらっしゃいます。否定はしません。

しかし、FC経営のメリット、デメリットを比較すると、明かにデメリットの方が多い事に気づきます。

もしこれから、店舗を経営したい、お店を持ちたいと思う方の参考になればと思い書かせていただきます。

自身のプロフィールはこちらをご覧ください。

1、FC(フランチャイズ)経営のメリットデメリット

2、開業設備はぼったくり価格

3、自由に営業できない

この3点からまとめてみました。一番のデメリットは自由に営業できない事のなかで、本部の方針転換の為、商圏範囲を変更されたことです。

 FC(フランチャイズ)経営のメリットデメリット

フランチャイズのメリット 

1、未経験から参入できる

2、基本ノウハウ提供・指導を受けられる

3、店舗売り上げの拡大に専念できる

4、 フランチャイズ本部のブランド力を活かせる

5、集客をOPEN時は一端を本部が担う

フランチャイズのメリット フランチャイズのデメリット

1、売り上げ、利益の本部の嘘発覚

2、開業設備は本部支持の割高ぼったくり品を購入させられる

3、本部も成長とともに変化してくる

4、加盟金やロイヤリティーがかかる

FC(フランチャイズ)経営の最大のメリットは、未経験から参入できることです。自分も洗濯代行は未経験でしたが、本部の指導の元、OPENまでは研修で十分できるようになりました。この点は非常に良い事です。自分一人で開店するとなると大変です。

また、OPENと同時に数名の顧客を頂いたので、売り上げが0からスタートでなく、数万円の売り上げからスタートができます。

その他、本部のブランド力もありましたので、洗濯代行というニッチな商売でも認知度もある感じでした。若干ですが・・

タカシ

当時、TBSの渡る世間は鬼ばかりで洗濯代行店「らくらく」というお店がでていましたが、こちらが本部とコラボしたお店です。知ってますか?知りませんよね・・・

その他、雑務ノウハウもあるの状態でのスタートですので、安心して売り上げ拡大に専念できます。

デメリットの一番は、加盟金やロイヤリティーだと思いますが、実際は違います。

本部も成長とともに経営方針を変えてくることです。実店舗は新宿区にありますが、商圏範囲は当初、日本全国(宅配便の範囲なので)でした。

しかし、店舗数が増える事を見越して、何と!都内を23区を分けて、新宿区の店舗は新宿区のみ。渋谷区の店舗は渋谷区のみ。区ごとで商圏範囲を区分けする事になりました。

もちろん大反対です。洗濯代行というニッチな商売ですので、日本全国でも需要があまりあるとは思えない状況です。その状況下で新宿区だけにしてしまったら大損害になります。

この件ですが、商圏範囲が決めらてすぐ本部が倒産しましたので事なきを得ました。

ちなみに、加盟金100万円、ロイヤリティーは洗濯代行の売り上げ5%です。

 開業設備はぼったくり価格

FC(フランチャイズ)経営するにあたり、ノウハウがない事と同時に知識も不十分です。すべてのFC(フランチャイズ)本部ではないと思いますが、開業時はぼったくります。下記がぼったくり当時の価格です。

本部支払 直接購入
業務用洗濯機 100万円 50万円
業務用乾燥機 100万円 50万円
店舗改装&設備設置費用 600万円 300万円
水タンク 10万円 いらない

ざっくりとこのぐらいの価格です。1,2万円の誤差はありますが解りやすく切り捨てました。その他、加盟金とお店の敷金、家賃、運転資金全部で1500万円ほどの準備金です。

50%も抜かれているとは思いませんでした・・・・店舗の改装は、最近知り合いの業者にざっくり見積もりお願いしたら300万以下でも可能でした。

水のタンクは水圧があるので設置するように言われてました。(数台一緒に洗濯すると水圧が足りない為)実際にはタンクは不要なものでした・・・なしでも水圧十分です。

細かい事で言うと「たたみ板」といって洗濯物をたたむときの板、性格にはクリアファイルが千円かかりました。百均のクリアファイルです。凄いですね!内訳に書いてないので追加でお願いしたら千円言われて、自分で百均行き購入しました。

 自由に営業できない

自由に営業できない事はFC(フランチャイズ)最大のデメリットです。

自由に営業したかったら普通はFC(フランチャイズ)に加盟しないと思われます。その通りです。その通りですが、実際に営業してみると想像以上の不自由さでした。

1、クリーニング工場を変更できない。

開店当初はクリーニング取次店も同時に行っていました。店舗を開店しているので、洗濯代行の仕事の合間にクリーニング取次業務を行い売り上げの足しにするという事です。本部曰く、家賃分はクリーニング取次で利益が出ますよとのこと。

しかしこのクリーニング工場が最悪で、仕上がり品が超汚いんです。逆にお店のイメージダウンにつながってしまうので「変更して」と言っても許可が下りません。

理由は本部倒産後解りましたが、クリーニング工場経由で中抜きしているからでした・・・何とも酷い。

簡単に説明すると、クリーニング工場と本部は売り上げ金の20%で契約していました。

実際店舗は15%での契約と聞いていました。

クリーニング取次の月間売上50万ですと、店舗75,000円、本部25,000円、クリーニング工場40万円という割り当てです。本部はその他洗濯代行の売り上げの5%をロイヤリティーで徴収しています。

もちろんこの事は内密な話でしたので、本部倒産後にクリーニング工場の社長から暴露されました。

2、メリット、デメリットでも触れましたが、商圏範囲の変更です。

当初は、日本全国の商圏範囲でしたが、本部も加盟店が増えるとともに変更をしてきます。店舗ごとで商圏が被らないように23区で分けてきました。今までの顧客はそのままですが、新規顧客は新宿区だけに変更です。

これには、参りましたね・・・

どうしようもないので、宅配便でのやり取りを自社便に変えて、粗利益を上げる事で対応しようとバイクレンタルしました。

結局この方針が決定してすぐに本部が倒産しました。まあ、実際には守っている店舗はなかったと思います。だって、新規顧客は本部のホームページ経由以外は、直接のやり取りなのでバレませんから。

コンビニエンスストアなどのしっかりとしたFC(フランチャイズ)でしたら、はじめの段階で細かく契約書に記載していると思います。しかし、それ以外の歴史の浅いFC(フランチャイズ)業界は結構曖昧ですよ。その都度決めていく感はハンパないです!

実際にコンビニ業界も時代の流れとともに、アルバイト問題や24時間問題などで変化はしていくと思いますが・・・

 失敗から学ぶフランチャイズはおススメしない まとめ

FC(フランチャイズ)経営は全部が全部悪いわけではないと思いますが、実際に経験してみると想像以上にダメな面が多いです。開店するまでですね。本部は良い事ばかり行って来ます。言葉巧みに。

開店当初は色々お世話になりますが、それ以降は足を引っ張られるだけです。自分で経営していて本部が足を引っ張るなんてとんでもないですね。

売上予想も説明とは違っていました。もちろん、そんな事は解ってはいましたが、かなり違う額になります。

FC(フランチャイズ)のメリットは、まったくの未経験から参入でき、基本ノウハウ提供・指導を受けられ、ブランド力を活かせる。また、集客をOPEN時は一端を本部が担うという点です。

FC(フランチャイズ)のデメリットは、売り上げ、利益の本部の嘘が多く、開業時は割高ぼったくり品を購入させられ、加盟金やロイヤリティーがかかる。また、本部も経営方針が変化する為、店舗への負担が増し後々足を引っ張られる。

もし、これからお店を経営したいという方、また、自分のお店を持ちたいと思う方がいましたら、上記をもう一度見返してみてください。少なくとも数百万は掛かりますので、後悔しないようにしましょう。

次に自分がお店を開くことがあれば、間違えなくFC(フランチャイズ)経営はしません。これだ!と思った業種で勝負したいときは、そこのオーナーさんにお願いをしてノウハウを学ばせてもらいます。

自分が逆の立場でしたら、同業者ができるのはそれほど悪い事ではないし、店舗経営のノウハウを教えたいと思っている方もたくさんいると思います。

ただし、商圏範囲が被ったりする事もありますので、ノウハウを教えるてもらうのにはお金がかかります。FC(フランチャイズ)本部に払うか、自分の信じるオーナーに払うか。どちらを選ぶかは自分自身です。

「本部と加盟店は一心同体です」なんて謳い文句を決して信じてはいけません!「FC(フランチャイズ)経営を通してノウハウを盗んでやる!」くらいの人でないと続かないと思います。

以上

ご覧いただきありがとうございます。